令和4年度渋谷区民春季剣道大会
2022年5月3日(火)、渋谷区民大会も今年で17年目。六段以上の女子は、個人戦にエントリーできるというので申し込んでいたが、団体戦にも出場になっていた。そして、本日は公式戦の審判デビューである。こちらの方が不安だった。四段に合格した平成23年以降、審判講習会は6回受けてきたが、道場での子供の審判などは数回で、実践がほとんどなかった。しかし、一年後の錬士受験資格のためにも公式戦の審判は必須。そして、渋谷区剣道連盟と道場に恩返しもしなければ。学生時代はバスケットボール部で審判は得意だったこともあり、慣れていきたい。個人戦と団体戦にエントリーして、審判はいつするのだろうと思ったら、どちらかを選ぶとのこと。午前中の個人戦は棄権して審判をし、団体戦に出場することに。それにしても、コロナ禍での大会は、開会式もデモンストレーションも表彰式も、昼の七段以上の師範の地稽古もないので、午後2時過ぎには終了とのこと。このような大会が続いていくのはなんとも味気ない。会場は4コートで、私の担当は女子の個人戦と団体戦の4コート。さて、審判。位置取りはテキパキしてスムースに動くことができた。技の判断も他の審判の方と一致していた。問題は声を出すタイミングと、個人戦と団体戦の細かい違いへの対応。やはり、実践だと頭に入ってくる。団体戦の相手はA高校のAチーム。先鋒は引分け、次鋒は2本勝ち、私はヒキメンを取られ、先鋒の引分け対戦で負け。大将の私が勝てれば二回戦にいけた試合。団体戦はこのようなときに大将が勝たなければ意味がない。悔いの残る試合。試合後に着替えて審判を続けることができたが、とにかく勝てる試合を考えなければ。大会結果は男女とも3人制団体戦での久々の金王道場が優勝。次回からは個人戦と審判でやっていこう。