声優と吹き替えのプロレッスン
2025年9月7日(土)、今月から毎週日曜日(月4回)に声優のプロレッスンを受けることになった。66歳9か月目のチャレンジだ。かつしかFMでパーソナリティーデビューしたのは2013年12月。自分の番組を制作しone-man-DJしながら、58歳から64歳までテレビ朝日アスクの夜と土日のナレーションやボイスオーバーのレッスンに通った。この一年半は、NPO声物園の朗読レッスンと朗読劇の本番公演を経験できたことがとても効果的だった。そして、今年4月からは尊敬する加賀美幸子先生のレッスンが加わり、そして、この9月のワークショップを加えた。とにかく自分の声の可能性を広げたいと思っている。この年甲斐もないやる気は、これまでの関係者やリスナーとお客様の誉め言葉に支えられている。ラジオパーソナリティーを目指してレッスンをスタートしたあの50歳の決意から16年も経った。武道の次に時間と手間とお金を使ったラジオと声の世界。16年の時間は、プロとして活躍していてもおかしくない時間なのだが、同時に武道の稽古量も多かった。女性として生まれた人生経験の上に、44歳から開始した武道の数々。この20年以上を5種類の武道の稽古によって身体を鍛錬した結果、合計17段になったが、私は20段超えを諦めてはいない。腹から声と気合を出し、男性的な戦闘力や武道精神を作り上げ、その成果が、今の私の人格と声に表れている。さて、紹介で受けることができた声優と吹き替えのプロレッスン。事務所に所属しているメンバーは8割以上。スタジオの代表と音響監督に挨拶をして、初回はキャスティングのためのオーディション原稿を選ぶ。9月はアニメーションなので若者がメインの中、私は気に入ったセリフの怪物のキャラクターを選んだ。そして、どきどきもせず、思いっきり、声のレンジを発揮することができた。