戦争と平和を考える朗読公演「つなぐ~あの日の記憶」2024 “青い空の向こう” <2日目>
初日2回の公演を終えて、2日目は演者もリラックスしてきている。土曜日の午後2時の公演が一番ピークの観客動員となった。赤坂CHANCEシアターは、舞台からは観客席はすぐ近く感じるが、観客席から舞台を見ると、それほど圧迫感がないのが不思議な感じだ。この会場の独特な遠近効果があるのかもしれない。ライティングもしっかりしているし、会場の設備も悪くないと思う。初日の細かい反省を胸に、3回目の公演。少しでもエンジンの回転数を上げていきたい。私の朗読は、ひたすら台本を見ながら読み上げている。もっと観客を見て語ることができれば、観客への説得力も増すのだろうと思う。そこは大きな課題だ。台本を暗記して演技する俳優・役者を思えば、朗読公演とはいえ観客を意識したステージングができるよう、今後は他の朗読公演や演劇も観て勉強していきたい。午後6時からの4回目の最後の公演。観客は土曜の夜でもほぼ半分を越えたくらいで少ない。でも、私はこの公演の最後の回を次に繋げるために一段ギヤを上げていった。演目の最後の「鐘」は、ナレーションとしても語りやすい好きな内容だった。そして、今回の5つの話は日本の戦争体験の作品として、キャストを替えても、声物園の夏季定期公演にしてもらいたいと思う。さて、この2日間の私のお客様は、青森からこの日のために来てくれた最初の職場の先輩達、いつもお世話になっている元上司とその友人、一番長く働いた職場の同僚、音叉ヒーリングを受けに行って知り合ったヒーラー、ライブで歌うボーカリスト、以前の職場の縁のある同僚、同世代の弓道仲間、テレ朝アスクの先生と受講仲間など。ほとんどの人は、私のラジオ番組を聴いてくれているリスナーさん。多謝。そして、8名の演者と声物園のスタッフに恵まれたことに感謝したい。