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第29回シニア健康スポーツフェスティバルTOKYO

2024年10月24日(木)、有給休暇を取って、10:30受付の東京武道館大武道場に向かう。この大会は今年で2回目。「男子の部」は59歳~80歳以上の5つに編成されるが、「女子の部」は59歳以上のオープンとなる。今年は身体に明確な変化を感じる年になった。私はメンタルにはこないせいか、子供の頃から成長なり劣化・老化などの変化がボディにはっきり表れて分かりやすい。今年早々、左手にバネ指の症状が出て、夏には右手にもきた。整形外科に定期的に通うようにして、脂肪減少と女性ホルモン系の3種類のサプリを飲み始めた。一般男女が混じって稽古する金王道場の稽古も昨年よりしんどく感じてきているが、身体の老いに落ち込むのではなく受け入れて、今後4つの武道の稽古を身心に聴きながら続けていく。武道は私にとって“天命”なのだ。さて、試合。17試合目の1回戦は、中野区のKさんと2-1(ココ-ド)で勝ち。33試合目の2回戦は、三鷹市のYさんと2-0(ココ)で勝ち。41試合目の3回戦は、練馬区のWさんと0-2でコテとメンで負け。今回は出小手が良く入った。これも金王の男性との激しい稽古のお陰かと思う。今年からは由緒ある大会やシニアの個人戦をコツコツと続けていくつもりだ。今回の大会では、今更ながら自分の剣道を一方的に披露するのではなく、勝ちを目標に、相手をよく見た対戦をすることを意識した。2回戦目の優勝経験も豊富な勝ちグセがしっかりついているYさんとの対戦では、あのたどたどしい剣道がなぜ勝つのか不思議だったが、よく見て対戦すれば勝てる。しかし3回戦目で、私は珍しく疲れを感じてか、相手を感じず、また自分のエゴが出てしまった。これからの試合は、どんなときも冷静に相手を見て感じて、さらに自分の剣道ができて勝つことが、今後の課題だ。