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〈弓道〉「弐段のビデオ審査」(合格)

2021年11月7日(日)、午後1時半から二段のビデオ審査である。昨年11/22(日)もコロナ禍によるビデオ審査で、無指定受審で初段に合格した。それ以降は長引く緊急事態宣言の影響で、道場はほとんど閉鎖されていた。弓道は初段取得から5カ月後に二段を受審できる。私は今年の5月か7月の二段受審を目指していたが、審査が開催されず、一年後の11月を待ちわびた。少しでも道場が開いているときには通うことにし、東京都が9月末に宣言解除になったときには、東京都弓道連盟第三地区の審査スケジュールで11月の開催を確認し、道場に受審したい旨を伝えた。昨年12月から今年9月までの稽古回数は9回。10月から本日の審査までは10回である。当初は私一人の申込みだったが、先輩方々も申込をして無指定1名、二段が9名の受審となった。私は他の4つの武道の審査を受けてきたので十分に慣れているが、膝の状態から武道をいつまでやれるか分からない。質の高い稽古と師範と先輩方々からのアドバイスに耳を傾け、クリアできるよう努力してきた。道具や範士八段の先生の演武にしてもYou-Tubeで良い映像探し日頃から学習して、目標となる師範も数人見つけた。学科試験は教本とネットで調べて書き上げた。午前中の稽古で仕上げをし、本番では少しもドキドキせず、落ち着いて、一つ一つの動作に先輩から言われた注意やアドバイスを確認しながら、入場から退場までの体配をし、二本の矢(一手)を射った。私の射形の目標は、品格のある正しい、堂々とした射を行うこと。昨年は二本とも当たらず、的の状態も覚えていない。今回は甲矢が外れ、なんと乙矢が端っこに的中した。普段、的に当たることは、月1~2回である。自分でも驚くほど力を発揮できた二段の審査だった。