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第120回全日本剣道演武大会(京都大会)(1)

2024年5月2日(金)~5日(日)に開催される今年の京都大会。この大会は、毎年5月のGW中に京都市武道センター 旧武徳殿が会場の全国大会である。通称は京都大会。最も伝統と格式のある剣道大会だが、称号を持っている有段者であればエントリーでき、参加料は3,000円。初日は居合道、杖道、なぎなた、古武道の演武も行われる。出場資格は、剣道、居合道、杖道は「全日本剣道連盟」に登録している錬士六段以上の者。なぎなたは「全日本なぎなた連盟」に登録している錬士以上の者。各種の形(古武道)は錬士六段以上に準ずる者で、全国の称号(錬士・教士・範士)をもつ高段者が集結する大会である。今年、私も剣道でこの大会に出場できるまでになったのは感慨深い。関東は、4月に開催される「東京剣道祭」がこの大会に相当するが、剣道祭の今年は第64回目で、京都大会の半分の歴史であり、デモンストレーション以外は剣道のみの大会である。錬士六段になったからには、できれば毎年この大会に出場したいと思っている。試合時間は、礼からタイムアップまで、1分30秒から2分。「止め」がかかれば、少し長くなる。ほんの2分程のために、有給休暇と宿の予約を取り、新幹線や飛行機に乗って京都にやってくるのは、名誉や(自慢の)思い出のためなのだろう。称号を持っている全国の高段者でも参加しない人は多い。所属道場からの参加は2人だ。私は今年が最初で、今後のためにもGWの全席指定の新幹線予約、前泊のための会場近くの宿の確保、京都駅から会場までのルートや受付の仕方、会場の試合の運び方など覚えるためにも、京都観光の予定などは考えない一泊二日の予定。私の試合は5/3の午前中の32試合目で、相手は北海道の男性。昨年までYouTubeで見ていた武徳殿へ、いざ出陣。