戦争と平和を考える朗読公演「つなぐ～あの日の記憶」2024　“青い空の向こう”　＜ゲネプロ(1)＞

2024年8月2･3日、港区「赤坂CHANCEシアター」にて開催される朗読公演は、私の初めての朗読の公演だ。ラジオ番組の充電中の2年目。今年は朗読を改めて勉強しようと思っていた。レッスンばかりでなく、発表の場がある、アウトプットのあるワークショップはないかとネットで見つけたのが「NPO法人声物園」。3月に問い合わせをして、4月から入会した。2020年07月02日作成の定款には、「この法人は、子どもから大人、シニアに至るまで主に声を発するまたは、音を聞くことができる人に対して、朗読を楽しむ機会の提供や音声コンテンツの制作に関する事業を行い、コミュニケーション能力向上、心と体の健康増進や心豊かな社会づくりに貢献するとともに、朗読文化や読書活動、音声コンテンツ利用の普及と推進に寄与することを目的とする。」とあり、株式会社の組織よりNPO法人に相応しい内容といえる。レッスンができて発表の場があることは、私が求めていたもので、貴重な組織だ。月2回の木曜レッスンは剣道の稽古と重なるので、4月から新規で始まる金曜基礎レッスンに申し込む。月2回の吉川雅子会長のレッスンは、これまでのアナウンス、ナレーション、ボイスオーバー･外画のレッスンにない、的確で核心的な内容に感じる。なにより、吉川会長のレッスン生への洞察の表現が面白くて、私の笑いのツボになってしまい、他のレッスン生には失礼ながら腹の底からの笑いが止まらない。このNPOは設立4年目とは思えないほど、積極的に朗読にまつわる様々なコンテンツを発表している。すべては吉川会長の休日のない日々の精進の賜物。コンテンツのすべてに興味はあるが、まずは、朗読公演に出演することを目標にしていたところ、声物園主催の夏の公演の募集があり、さっそく応募したのが今回の公演である。