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NPO法人主催:朗読会「みんなの横浜朗読フェスティバル」(一人読み)出演

2024年9月14日(土)、13:00開場、13:30開演の神奈川区民文化センターホール「かなっくホール」に向かう。この会場の収容人数は300人程で、JR東神奈川駅と京浜東神奈川駅の改札から出てすぐの好立地。朗読公演の2回目は公共ホールでの公演会という初めての体験が続く。この無料の朗読会はチームの演目の場合はレッスン費が込みのエントリー料が10,000円。一人読みはリハーサル1回指導を含む6,000円で、誰でも参加できるイベントである。私は無料であることで著作権を気にしないで済むならば、ぜひ、村上春樹を読みたいと思った。ラジオでは村上の作品を読んできたが、今後のために大勢の前で読む、喋る実績を積みたい。偶然にも、今年3月に朗読のために書き下ろされた、村上の三年半ぶりの新作短編小説「夏帆」が発表されタイムリーだ。一人読み与えられた時間は7分。クライマックスシーンを探して、自己紹介とこの作品を選んだ理由などの喋り、クライマックスシーンを朗読する2つの構成をイメージ。8/1-2の「平和公演2024」を終えて、8/28のリハーサルで吉川会長に聴いてもらった。最初の喋りの部分は暗記して喋らないとかっこ悪いという感想。早速、暗記用に少し短めにまとめて、2週間後の本番に備えた。本番当日のプログラム8番目の私の出番は10:30以降のリハーサルだが、早めに入って裏方や施設の様子を窺う。今回は子供から大人までを網羅した演目で、私のように私的に喋る演者や演目は他になかった。リハでは原稿の小さい文字がライトに反射して読みにくい状態に反省しつつ、のびのびとできた。しかし、本番。喋りの中に一瞬魔が入り込んで集中が途切れてつまずいてしまった。朗読自体はなんとか読み終えたが、ホールでのデビューは完璧に華々しくはいかなかった。